【第5回】補聴器を使っても聞こえにくい?その理由と対策を紹介!

はじめに

「補聴器をつけているのに、うまく聞こえない…」
そんな経験はありませんか?
実は、補聴器をつければ必ず“完璧に聞こえる”わけではありません。
この記事では、補聴器を使っても聞こえにくい理由とその解決策を初心者の方向けにやさしく解説します。


なぜ補聴器を使っても聞こえにくいの?

理由①:脳の「音を理解する力」が衰えている

補聴器は“音を大きくする”機械ですが、「言葉を理解する」のは脳の役割です。
長い間、聞こえにくい状態が続いていた方は、脳が“言葉を理解する力”を失いかけていることがあります。

🧠 対策:補聴器を使いながら「聞くトレーニング(聴覚リハビリ)」を継続して行いましょう。


理由②:補聴器の音が合っていない

補聴器の設定は人それぞれ異なります。
あなたの聴力に合っていない設定だと、

  • 音が小さすぎる
  • 高音だけが聞こえる
  • 音が響いてしまう
    などの不快感が出て、聞き取りがうまくいかない場合があります。

🎧 対策:専門店で定期的に「再調整(フィッティング)」を受けましょう。


理由③:周囲の雑音が多すぎる

特にカフェや人混みでは、補聴器が周囲の音も拾ってしまうため、会話が聞きにくくなることがあります。

🔇 対策:

  • 雑音抑制機能が付いた補聴器を選ぶ
  • 静かな場所で話すよう工夫する
  • 話す人の顔を見て、口の動きで補完する

理由④:耳あかや耳の病気がある

物理的に耳がふさがっていたり、外耳炎・中耳炎などがあると、補聴器の効果が弱くなります。

👂 対策:耳鼻科で定期的にチェックしましょう。


聞こえにくい=失敗ではありません

補聴器は買って終わりではなく、「育てていく道具」です。
最初はうまくいかなくても、少しずつ調整・トレーニングを重ねることで、日常の聞き取りが格段に改善されます。

📅 ライトヒアリングでは、ご購入後も無料で何度でも調整・相談OKです!


まとめ

補聴器をつけても聞こえにくいのは、よくあること。
大切なのは“あきらめずに相談すること”と、“調整やトレーニングを続けること”です。
「なんか違うかも…?」と思ったら、お気軽にご相談ください。

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