【第8回】補聴器ってうるさい?“雑音”の正体と対策を解説します!

はじめに

「補聴器って雑音がうるさいんでしょ?」
「使ってみたけど、ガサガサして不快だった…」

そんなイメージをお持ちの方、多いのではないでしょうか?
でも実は、それ正しい調整がされていないことが原因かもしれません。

今回は、補聴器の“雑音”の正体と、その対策方法をわかりやすく解説します!


なぜ「雑音」が気になるの?

❶ 今まで聞こえていなかった音が急に聞こえる

難聴の方が補聴器を使うと、
今まで聞こえていなかった

  • 空調の音
  • 車の音
  • 食器のカチャカチャ音

などが急に聞こえるようになります。
それが「雑音」に感じてしまうのです。

❷ 脳が“音の選び方”を忘れている

本来、私たちの脳は「必要な音」だけを選んで聞いています。
でも、長く難聴の状態が続くと…
➡ 脳が“音を選ぶ力”を忘れてしまうのです。


対策①:補聴器の「段階調整」

いきなり音を全部聞かせようとせず、

  • 70%くらいから、少しずつ音を大きく
  • 聞きやすい音域から慣れる

という段階的な調整が大切です。

🔧 ライトヒアリングでは、あなたの耳と脳の状態に合わせた調整プランをご用意しています!


対策②:環境に合わせた自動切り替え機能

最新の補聴器は、
📍静かな場所では静かに
🚗騒がしい場所ではノイズを抑えて会話を強調

と、自動的に音を最適化してくれます。
昔の補聴器とは比べものにならないくらい快適ですよ!


対策③:脳のリハビリと考えよう

補聴器を使いはじめてから脳が慣れるまでには、1〜3ヶ月かかることもあります。
これは“音のリハビリ”期間。
焦らず、毎日少しずつ装用していきましょう。


よくある誤解

誤解実際は…
補聴器=雑音ばかり→ 調整次第で快適になります!
雑音があるから合っていない→ 脳が慣れていないだけの場合もあります
すぐに慣れなければ意味がない→ 少しずつ慣れるのが正しい使い方です

まとめ

  • 雑音は「脳の慣れ」と「調整不足」が原因のことが多い
  • 最新の補聴器はノイズを抑える機能も充実
  • 段階的に慣れていくことが快適な装用への近道!

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