近年、日本でも注目されている「OTC補聴器(市販補聴器)」や集音器👂💡
医師の処方なしで家電量販店やネットでも手軽に買える手軽さが魅力ですが、“安い・手軽”の裏側には、あなたの耳の健康を脅かす可能性があります…!
今回は、OTC補聴器を使う前に絶対に知っておきたい注意点を、より具体的に解説します📝
(airpodsは別記事に記載します)
🔍 OTC補聴器ってなに?
OTC(Over The Counter)補聴器とは、
✅ 医師の診察なしに ✅ 薬局・家電店・ネット通販で ✅ 自分の判断で購入できる補聴器
アメリカでは2022年から販売が始まり、日本でも手軽さを謳う製品が登場しています🇺🇸📦
⚠️ 危険①:日本では“適合検査”を受けていない!
実はOTC補聴器の多くは海外製であり、日本の厳格な医療機器基準(適合検査)をクリアしていないものがあります
🚫 そのため…
- 音の出力が過剰な場合がある
- 雑音抑制機能が不十分な場合がある
- 故障・エラー時の保証体制があいまい
➡️ 安易に手を出すのは非常に危険です!安心して使えるとは言い難いのが現状です💦
⚠️ 危険②:音が大きすぎると、あなたの耳を破壊する可能性も!
OTC補聴器は自分で音量調整するタイプが多く、専門家の指導がないため、意図せず過大な音量で使用してしまうリスクが非常に高いです。
その結果…
🔊 音を大きくしすぎて、耳の細胞(有毛細胞)を直接的に傷つけ、取り返しのつかない聴力低下を招く危険性があります。
特に、
- ピーピー音(ハウリング)が頻繁に鳴る
- 特定の音域だけが極端に大きく聞こえる
といった不自然な音が出たまま使い続けると、耳へのダメージが蓄積し、永続的な難聴や耳鳴りの原因となる可能性があります!
⚠️ 危険③:効果測定されていない=あなたの耳に合わせた調整は不可能!
専門店の補聴器では、
🔍 「聞こえの精密検査 → 補聴器の効果測定 → 専門家による微調整」
という流れで、あなたの聴力と聞こえのニーズに合わせた、安全で快適な音を作り上げていきます。
でもOTC補聴器は、
❌ 聞こえの精密な検査なし ❌ 補聴器の効果測定なし ❌ あなたの耳の状態に合わせた微調整なし ❌ 特定の音域だけが異常に増幅される危険性
➡️ 結果として、知らないうちに耳を痛めたり、疲れたり、全く補聴効果が得られないという最悪の事態に陥る可能性があります!
⚠️ 危険④:メンテナンスできない=耳のトラブルを放置するリスク!
補聴器は、使えば使うほど
- 音の出口に耳垢が詰まる
- 湿気や汗で内部が故障する
- フィッティングがずれ、音質が悪化する
といったトラブルが起こりえます
その為に定期的なメンテナンスを行います
でもOTC補聴器は…
🔧 専門的なメンテナンスサービスなし 📞 故障時に適切な問い合わせ先が不明 📦 保証・交換が自己責任となる場合が多い
➡️ 結果、ちょっとしたトラブルで使用を諦めてしまい、“タンスの肥やし”になるだけでなく、耳の不調を放置し、悪化させる可能性もあります!
⚠️ 危険⑤:OTC補聴器と集音器との区別が曖昧=誤った選択で耳を傷つける!
OTC補聴器に似た見た目の製品に「集音器」があります。
📢 集音器は医療機器ではなく、ただ音を大きくするだけの機器です。
✅ 雑音をカットしない ✅ 聞こえの補正機能がない ✅ 過度な音量増幅により、逆にあなたの耳を傷つける可能性がある
➡️ 安易な「安いから」という理由での購入は絶対に避けるべきです!
🧠 まとめ:安易な選択は危険!あなたの耳は一生モノ
OTC補聴器は「手軽な選択肢」に見えますが、安全に使用できるのは、ごく限られた、軽度な難聴の方のみであり、自己判断での使用は非常に危険です。
🔑 大切なのは…
✅ まずは必ず耳鼻科を受診し、正確な診断を受ける! ✅ 補聴器専門店で、専門家による丁寧なカウンセリングと試聴を受ける! ✅ あなたの聴力と聞こえのニーズに合った、安全で信頼できる補聴器を選ぶ!
👂 【聞こえのことで少しでも不安を感じたら、自己判断せずに、まずは専門スタッフにご相談ください😊】