【応用編 第14回】補聴器で聞こえるけど聞き取りづらい?言葉の理解と脳トレの関係

こんにちは、ライトヒアリングです。
補聴器をつけて「音は聞こえるけど、言葉がはっきりしない・意味がわからない」と感じたことはありませんか?
それには、耳だけでなく“脳”の働きも大きく関係しています。


🧠 聞こえと脳の関係とは?

耳は音を“拾う”役目ですが、
その音を「言葉」として理解するのは脳の仕事です。

補聴器で音が聞こえても、
長年聞こえづらい状態が続いていた人は、脳が言葉の処理に慣れていないことがあります。


🔍 こんな症状ありませんか?

  • 声は聞こえるが、言葉の意味がとれない
  • テレビの音がうるさく感じるが、何を言っているか分からない
  • 早口の人や複数人の会話が聞き取りにくい
  • 「え?」と聞き返す回数が多い

➡️ これらは「聞こえのリハビリ不足」や「脳の聞き取り処理の衰え」による可能性があります。


🏋️‍♀️ 脳の“聞く力”を鍛えるには?

✅ スピーチトレーニング(聞き取り練習)

  • 当店では、補聴器をご購入いただいた方を対象に、週1回、聞き取り練習(語音明瞭度が低い方向け・レベル別)を実施しております。(3か月程度)
  • 毎回、練習課題をお渡しし、ご自宅でも取り組んでいただきます。

✅ 音読・声出し練習

  • 新聞や本を声に出して読むことで、脳の音声処理を活性化!

✅ 会話の機会を増やす

  • 家族や友人との対話が脳の刺激に
  • 複数人の会話にも少しずつ慣れると◎

🧩 聞こえにくさを放っておくと…

  • 脳の言語処理能力がどんどん低下
  • 認知機能の低下や孤立感につながることも

➡️ 早めに補聴器を使って、脳を「聞き取りの状態」に慣れさせることが大切です。


✅ 補聴器での聞き取り力アップのポイント

ポイント内容
色々な音を聞く脳に音を慣れさせる
静かな環境から練習徐々に複数人や外の音へ
継続が大事すぐに変化がなくても、毎日の積み重ねが効果的

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