【応用編 第20回】補聴器が合わない…と思ったときのチェックリストと対処法

こんにちは、ライトヒアリングです。
補聴器を使い始めたばかりの方や、長く使っている方でも、
「なんだか合わない気がする」「逆に疲れてしまう」と感じることがあります。

今回は、補聴器が合っていないと感じたときの原因と対処法をチェックリスト形式でご紹介します。


🔍 補聴器が合わないと感じる主な理由

  • 音がうるさく感じる
  • 会話がはっきりしない
  • 装着時に違和感がある
  • 長時間つけると疲れる
  • ハウリング(ピーッという音)がする

これらの原因は調整や使い方の工夫で解決できることがほとんどです。


✅ チェックリスト:補聴器が合わないときの自己診断

チェック項目はいいいえ
補聴器を購入してから1か月以内ですか?
補聴器の音量が常に大きすぎると感じますか?
聞こえる音が不自然に感じますか?
自分の声がこもって聞こえますか?
耳に当たって痛い・違和感がありますか?
周囲の雑音ばかりが気になりますか?

→「はい」が多い場合は、再調整や装用トレーニングが必要なサインです。


🔧 合わないと感じたときの対処法

① フィッティング(調整)を見直す

補聴器は1回の調整で完璧に仕上がるものではありません。
最低でも 2〜3回の再調整を行うことで、自分の聴力にしっかり合ってきます。

② 装用時間を少しずつ増やす

いきなり長時間使用すると疲れやすくなります。
→ 最初は1日1〜2時間からスタートして、徐々に慣らしましょう。

③ 使用環境を意識する

最初は静かな部屋など音の少ない場所で練習しましょう。
雑踏やテレビの前ではなく、落ち着いた会話環境で慣れるのがポイントです。

④ 耳栓やイヤモールドの形を見直す

「耳にフィットしていない」場合は、型取りからやり直す必要があることもあります。


💬 補聴器専門店に気軽に相談しよう

「補聴器が合わない…」と我慢せずに、
販売店に相談することで、ほとんどの問題は改善できます。

相談=クレームではなく、成長の一歩!
しっかり聞き取れる毎日のために、遠慮せずにプロに相談しましょう。

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