【応用編 第1回】専門用語をわかりやすく解説!補聴器のスペック表の読み方

こんにちは!ライトヒアリングです。
補聴器選びをしていると「チャンネル数」や「雑音抑制」など、聞き慣れない専門用語がたくさん出てきて不安になりますよね。
今回は、補聴器のスペック表に出てくる言葉を、初心者の方にもわかりやすく解説します!


🔍「チャンネル数」とは?

チャンネル数とは、音をどれくらい細かく調整できるかを示す指標です。
例えば「16チャンネル」と書かれていれば、16の周波数帯で音を調整できます。

🗣️ ポイント:
チャンネル数が多いほど、ご自身の聞こえに合わせてより細かく音を調整できるため、解像度が高く自然な聞こえに近づきます。
さらに、雑音と人間の声や音の方向感も、チャンネルごとに細かく分析し、適切に処理してくれます。
ただし、チャンネル数が多ければ良いというわけではなく、使い方やご予算に合ったバランスが大切です。


🔇「雑音抑制(ノイズリダクション)」とは?

補聴器は周囲の音をすべて拾います。
雑音抑制機能は、騒音や風の音など「聞かなくていい音」を自動で抑えて、会話など必要な音だけを強調してくれます。

📌 たとえば:

  • カフェなどざわざわした場所でも声が聞き取りやすくなる
  • 食器の音や風の音が軽減されて耳が楽になる

🔁「指向性マイク」とは?

この機能は、特定の方向の音だけを拾うマイクの仕組みです。
たとえば正面の人の声だけをキャッチし、周りの雑音は抑えることで会話がしやすくなります。

✅ こんな方におすすめ:

  • 会話が中心の方
  • 騒がしい場所でもしっかり話を聞きたい方

🔄「オートアダプティブ機能」とは?

環境に応じて自動で最適なモードに切り替える機能です。
外の騒がしい音、室内の静かな音などを感知して、補聴器が自動で調整してくれます。

👂 例:

  • 外に出ると自動的に雑音抑制モードに切り替わる
  • 家に戻ると快適なリラックスモードになる

🎧「ハウリングキャンセラー」とは?

補聴器の「ピーッ」という不快な音(ハウリング)を防ぐ機能です。
耳の形やマスクの着脱などでも起こりやすいハウリングを自動で検知して即座に消すことができます。


📝まとめ

用語意味おすすめポイント
チャンネル数音の細かさ多いほど調整がきめ細かい
雑音抑制不要な音をカット会話を聞き取りやすく
指向性マイク必要な方向の音だけを拾う声をクリアに聞きたい方に
オートアダプティブ自動で音を調整手間なく快適
ハウリングキャンセラーピーピー音を防ぐ外出時にも安心

※すべての機能はメーカー(ブランド)によって大きな差があります。

ピッタリの補聴器をお探しの方は、ぜひ当店にお任せください。

次回は【第2回】「自分の“聞こえ方”に合う補聴器の選び方」をお届けします!

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