lr-hearing はじめに
「補聴器をつけているのに、うまく聞こえない…」
そんな経験はありませんか？
実は、補聴器をつければ必ず“完璧に聞こえる”わけではありません。
この記事では、補聴器を使っても聞こえにくい理由とその解決策を初心者の方向けにやさしく解説します。
なぜ補聴器を使っても聞こえにくいの？
理由①：脳の「音を理解する力」が衰えている
補聴器は“音を大きくする”機械ですが、「言葉を理解する」のは脳の役割です。
長い間、聞こえにくい状態が続いていた方は、脳が“言葉を理解する力”を失いかけていることがあります。
🧠 対策：補聴器を使いながら「聞くトレーニング（聴覚リハビリ）」を継続して行いましょう。
理由②：補聴器の音が合っていない
補聴器の設定は人それぞれ異なります。
あなたの聴力に合っていない設定だと、
- 音が小さすぎる
- 高音だけが聞こえる
- 音が響いてしまう
などの不快感が出て、聞き取りがうまくいかない場合があります。
🎧 対策：専門店で定期的に「再調整（フィッティング）」を受けましょう。
理由③：周囲の雑音が多すぎる
特にカフェや人混みでは、補聴器が周囲の音も拾ってしまうため、会話が聞きにくくなることがあります。
🔇 対策：
- 雑音抑制機能が付いた補聴器を選ぶ
- 静かな場所で話すよう工夫する
- 話す人の顔を見て、口の動きで補完する
理由④：耳あかや耳の病気がある
物理的に耳がふさがっていたり、外耳炎・中耳炎などがあると、補聴器の効果が弱くなります。
👂 対策：耳鼻科で定期的にチェックしましょう。
聞こえにくい＝失敗ではありません
補聴器は買って終わりではなく、「育てていく道具」です。
最初はうまくいかなくても、少しずつ調整・トレーニングを重ねることで、日常の聞き取りが格段に改善されます。
📅 ライトヒアリングでは、ご購入後も無料で何度でも調整・相談OKです！
まとめ
補聴器をつけても聞こえにくいのは、よくあること。
大切なのは“あきらめずに相談すること”と、“調整やトレーニングを続けること”です。
「なんか違うかも…？」と思ったら、お気軽にご相談ください。
関連記事
【第1回】補聴器の仕組みとは？初心者にもわかるやさしい解説
【第3回】補聴器の種類と選び方を徹底解説！あなたに合うのはどれ？
[第5回】補聴器を使っても聞こえにくい？その理由と対策を紹介！
【第6回】補聴器の価格ってどうなってるの？予算別おすすめモデル紹介
【第8回】補聴器ってうるさい？“雑音”の正体と対策を解説します！
【第9回】補聴器の価格はなぜ高い？その理由と賢い選び方を解説します！
【第10回】補聴器を着けたら聞こえるようになる？“理想と現実”を知っておこう
【応用編 第1回】専門用語をわかりやすく解説！補聴器のスペック表の読み方
【応用編 第4回】補聴器が合わない…と感じた時に見直すポイント
【応用編 第6回】スマホとつなげて便利に！最新補聴器の使い方
【応用編 第9回】補聴器の価格とコスパを比較！後悔しないための選び方
【応用編 第10回】後悔しない補聴器選びのための相談ポイントとチェックリスト
【応用編 第11回】補聴器の音が合わない・疲れるときの対処法
[応用編 第12回】補聴器を使っても聞こえにくい場面別対策ガイド
【応用編 第13回】補聴器の電池・充電の正しい使い方と長持ちのコツ
【応用編 第14回】補聴器で聞こえるけど聞き取りづらい？言葉の理解と脳トレの関係
【応用編 第15回】補聴器のトラブル対処法まとめ：音が出ない・雑音がするときは？
【応用編 第16回】補聴器があっても“雑音が気になる”理由と対処法
【応用編 第17回】聞こえすぎて疲れる人へ：補聴器の“音疲れ”対策
【応用編 第18回】テレビの音が聞きづらい？補聴器で解決する便利な機能とは