聞こえの変化、年齢のせいだと思っていませんか?
最近、こんなことありませんか。
テレビの音量が、以前より大きくなった。
聞こえているのに、何と言ったのか分かりにくい。
話しかけられて、「え?」と聞き返すことが増えた。
そんな変化が、少しずつ増えていませんか。
「年のせいだから仕方ない」
そう思って、そのままにしていないでしょうか。
実は、加齢による聞こえの変化は、気づかないうちに始まっています。
聴力の低下は、30代や40代から始まることがあります。
高い音から少しずつ聞こえにくくなっていきますが、普段の会話はまだ聞こえるため、本人が「聞こえにくくなった」と気づくのは、60代前後になることも少なくありません。
つまり、
「まだ普通に聞こえている」
と思っている時期に、すでに聞こえの変化が始まっていることがあるのです。
なぜ聞こえにくくなるのか
耳の中には、音を感じ取る「センサー」があります。
それが、蝸牛の中にある有毛細胞です。
この有毛細胞は、一般的に高い音を感じる部分からダメージを受け、少しずつ減っていきます。
一度失われた有毛細胞は、基本的に元には戻りません。
だからこそ、「まだ大丈夫」と思っている今のうちに、自分がどこまで聞き取れているのかを知っておくことに意味があります。
最初は高い音が聞き取りにくくなり、
「音は聞こえるのに、言葉が分からない」
ということも起こります。
そして、難聴が認知機能の低下につながる背景には、いくつかの経路があります。
難聴になると、聞き取れなかった音を補うために、脳が余分な力を使います。
その分、記憶や判断など、本来ほかのことに使うはずの余力が少なくなる。
さらに、聞き返すことや会話が負担になれば、人との交流も、音から入る刺激も、少しずつ減っていきます。
こうした複数の経路が重なり、認知機能の低下につながると考えられています。
ここが今回、一番知ってほしいことです。
難聴は、認知症のリスクを高めることが分かっています。
医学誌『ランセット』の委員会は、2017年の報告以降、難聴を対策できる認知症リスク因子の中で最大のものと位置づけています。
しかも、これは認知症になってからの話ではありません。
まだ認知症なんて考えていない中年期から、聞こえを放置しないことが大切なのです。
「まだ自分には関係ない」
そう思っている時期に、すでに聞こえの変化が始まっているかもしれません。
もちろん、難聴に対処すれば認知症を必ず防げる、という意味ではありません。
でも、対策できるリスクの中で最大のものが難聴なら、早い段階から対策しておくことには大きな意味があります。
気づいた今が、一番早いタイミングです。
こんな変化はありませんか。
- テレビの音量が以前より大きくなった
- 「え?」と聞き返すことが増えた
- 声は聞こえるのに、言葉が分からないことがある
- 複数人で話すと、会話についていけない
- 自分でも、家族でも「聞こえにくくなった」と感じることがある
一つでも思い当たるなら、「年のせい」と決めつけないでください。
まずは、今の自分の聞こえがどのくらいなのかを確かめてみましょう。
5分で確認できます
補聴器専門店ライトヒアリングでは、言葉がどのくらい聞き取れているかを確かめる、約5分の簡単なチェックを行っています。
補聴器を勧めるためのものではありません。
「まだ大丈夫」と思っている今だからこそ、一度確認してみませんか。